レイク買収は新生銀行か?アコムか?

消費者金融「レイク」売却先、新生銀有力に・GE子会社(日経2008年5月22日)
レイク買収、アコムが有力に(産経2008年5月7日)

GEコンシューマーファイナンスが保有する「レイク」の売却は、昨年夏に決定していた。九月に一回目の入札が行われたが参加者が無く、延期に次ぐ延期を重ねた。今年に入ってから、「五月中になんとかしたい」というGE幹部の意向で、各社に事業計画を提出させた。数千億円規模の巨額買収になることと、今後の消費者金融ビジネスの行く末や業界地図を塗り替えるディールなので、情報戦も激しいようだ。金融筋などから得た情報によると、それぞれの入札金額は、レイクの約6000億円の債権に対して、「プロミスが2500億円」「アコムが3000億円」「新生銀行が4000億円」という数字である。

すでに拡大戦略による規模のメリットで生き残りを選択しているプロミスの2500億円は「妥当なプライス」で、コストカットなどの事業再編を織り込んだアコムの3000億円が「ギリギリのプライス」、新生銀行の4000億円は「馬鹿げたプライス」という評価である。買収資金のすべてをキャッシュで出すことはないだろうが、現在の新生銀行が4000億円を支出するのはあまりに無謀ではないか。既に一兆円規模のリスクアセットを抱えている中規模コマーシャルバンクとして、正しい決断と言えるだろうか・・・。