羽賀研二、渡辺二郎らを恐喝容疑で逮捕

羽賀と渡辺の二人については、かつて『週刊朝日』や『フライデー』で何度か記事を書いたことがある。当時、住専の大口融資先であった末野興産について取材していたところ、この二人に突き当たった。当時の取材では、渡辺は六本木などのクラブのクレジットカード決済の代行業をしており、羽賀もブローカー紛いのビジネスをしていた。梅宮アンナとの交際でワイドショーで話題になっていたが、興味があったのはこの二人と末野興産の末野謙一との関係だった。渡辺は、その後、拳銃の譲渡で実刑判決を受けていたが、羽賀は宝石の営業などで成功し、当時の3億円ほどの借金は返済したはずだ。

『週刊朝日』94年12月30日号の「羽賀研二の『カネと女』巨大伝説を徹底解明」が、羽賀と渡辺と末野の関係について最初に言及した記事である。この時に書いたのは、羽賀と梅宮アンナが知り合ったのは、末野興産主催のハワイのゴルフコンペで、羽賀を末野に紹介したのは渡辺だという内容だ。


翌年、大阪府警は渡辺を恐喝容疑で逮捕(不起訴)した。その時に関西のある人物から羽賀と渡辺が同席している写真を入手し、再び作ったのが、「恐喝逮捕渡辺二郎と羽賀研二『カネと女』が繋ぐ仲」(『フライデー』95年9月29日号、この時は末野について潜行取材取材をしていたため無署名にした)である。取材では、羽賀と渡辺は、92年暮れに吉本興業主催の忘年会で知り合った。この頃から暴力団関係者とも付き合いがあり、組幹部からもらった宝石を鶯谷の質屋に持っていって換金していたとの証言もあった。

2006年暮、末野が自宅前で暴漢に襲われる事件も発生している。現在、吉本興業幹部の暴力団との交際疑惑なども週刊誌を賑わせている。芸能界やスポーツ界などの興行界と暴力団との関係を簡単に切り離すことは難しい。誤解を承知で書けば、芸能人とヤクザがゴルフや宴席ていどの付き合いなら許されるのではないか。しかし、暴力団を背景にして恐喝や不法行為、不正行為に手を出することが許されるわけがない。